Two years after program went statewide, Washington Legislature does not fund Dolly Parton Imagination Library (The Columbian May 5, 2025)
https://www.columbian.com/news/2025/may/05/two-years-after-program-went-statewide-washington-legislature-does-not-fund-dolly-parton-imagination-library/
ドリー・パートンというと、髪形がもりもりのカントリーのすごい人、という雑な知識しかなかったのだけど、1995年以来、識字率向上のために、就学前の子どもを対象に毎月本を贈る
Dolly Parton's Imagination Library
https://imaginationlibrary.com
というプログラムを各地(米国だけではなく、英国やカナダなどでも)で行っているとのこと。
冒頭の記事は、参加していたワシントン州が、プログラムに必要な予算を削減することになり、結果として、同州ではプログラムが実施されなくなるということの模様(ドリー・パートン側と、プログラム参加州・自治体側とで1対1の費用負担ということらしい)。
こういう事業を個人(といっても、もちろん財団組織を作って活動しているわけだけれども)が担っている、というのが米国らしい。
ドリー・パートンが尊敬する父親が、本を読めなかったことで、様々な可能性から遠ざけられてしまったことがきっかけになっているよう。
Letter from Dolly
https://imaginationlibrary.com/letter-from-dolly/
ドリー・パートンは、自分が経営するテーマパーク(Dollywood)の従業員で大学で学びたい人には、費用を負担する福利厚生を提供していたはず。
私も以前は、金髪で田舎のカントリーのおばちゃん歌手だと思っていたけど、すごい人だと知った。