パリオリンピックの開会式、生中継版を録画しておいて後から見たのだけど、4時間以上の長丁場を、次々と仕掛けを繰り出して飽きさせない展開で、見始めたら最後まで見てしまった。
セーヌ川を移動して名所旧跡紹介をショーとして見せつつ、改めてエッフェル塔をシンボルとして強調する、という構図で、パリのプロモーションとしてはお見事。
NHKの解説は平和の祭典扱いには抑制的で、パレスチナによるイスラエル出場停止要請についても触れていた(一方で民放は手放しに平和の祭典を連呼しすぎのような)。
あと、国際映像に説明がなさすぎて、NHKの中継チームも、情報がなくて苦労している様子も。音を聞いていると、メイン会場では、フランス語のアナウンスが入っていたようだけど、字幕的なものはほとんどなかったかと。フランス語が分からない方が悪い的な割り切り、というか開き直りはフランスっぽいかも(偏見)。
普段見聞きすることのない、国や地域の名前に触れる機会としては、他にないのも確かで、ライブの映像ショーとして良いできだったと思う。ただ、こんなものを毎度期待されたのでは、もはやどこも招致などできないという気も。
一つ驚いたのが、イマジンが今後はオリンピック開会式で毎回歌われることになった、という解説が入ったこと。
2017年に、それまでジョン・レノンの単独作表記だったイマジンが、 オノ・ヨーコ氏との共作認定されて以降は、イマジンの使用についてはオノ・ヨーコ氏の意向が反映されていると思われるので、オノ・ヨーコ氏とIOCとの間で何らかの合意がなされた、ということだろうか。
お金が動いたのであれば、どのくらいの規模なのかが気になる。
正直、イマジン歌っておけば平和を祈った感じになるだろ的な安易さを感じてしまうので、全然嬉しくないのだけれど、パリの開会式での、炎に包まれたピアノを演奏(どうやってたのかはよくわからず)する、という演出は、現実との乖離の認識も込められているようにも見えて、悪くなかったと思う。
(読み込みすぎかもしれないけど)
(参考)
オノ・ヨーコ、「イマジン」の共作者に正式認定(billboard Japan 2017/06/16)
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/52226/2