日本郵便近畿支社管内の複数の郵便局で、郵便物などの配送車の運転手に対する法定の点呼が適切に行われていなかったことが分かった。点呼記録の虚偽記載も発覚。関係者によると、不適切な点呼の疑いがある局は支社内の8割と内部で説明されたといい、同社は今月、全国の郵便局を対象に緊急調査を始めた。
点呼は安全運行のために貨物自動車運送事業法などで定められており、大手運送事業者で不適切な点呼の横行が発覚するのは極めて異例。報告を受けた国土交通省は同法違反などの恐れがあるとみて、日本郵便の調査を踏まえて行政処分を検討する方針。処分内容は車両使用停止などで、同社の運送事業に影響が出る可能性がある。️
日本郵便、貨物法違反疑い 不適切点呼、国が処分検討 運送に影響も:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/AST3B3PM6T3BUTIL021M.html
朝日がスクープした、日本郵便近畿支社管内の郵便局における不適切点呼事案の続報。もっとヒドイ
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日本郵便の横浜市内の郵便局で昨年5月、配達員が業務時に飲酒後の酩酊(めいてい)状態で自動車を運転していたことがわかった。この郵便局は点呼を実施しておらず、同社が全国に点呼の徹底を指示。しかし指示は守られず、9カ月後となる今年2月、近畿地方の8割の郵便局で点呼が適切に行われていないことが判明した。
日本郵便は横浜の事案を公表していない。深刻な飲酒運転発覚後も不適切な点呼が横行しており、同社のガバナンス不全が浮かぶ。国土交通省は同社の監査と貨物自動車運送事業法違反での行政処分を検討している。️
配達員が酩酊運転、車でワイン 日本郵便、その後も不適切点呼が横行:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/AST3J2DYFT3JUTIL025M.html
朝日の郵便配達員不適切事案の第三弾。底なしだね。
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日本郵便の東京都内の郵便局で2月末、郵便の配達員が業務中に飲酒していたことがわかった。運転手は酒に深く酔った状態で見つかり、警察に通報された。同社は事案を公表せず、国土交通省への報告もしていない。
日本郵便によると、車で集配業務にあたっていた50代男性が今年2月26日、業務中にコンビニエンスストアに立ち寄ってアルコール飲料を購入し、コンビニの駐車場で飲んだ。コンビニのオーナーが目撃し、不審に思って郵便局に連絡した。
郵便局員がコンビニ駐車場へ駆けつけ、車内を確認。飲んだ直後とみられる500ミリリットルのアルコール缶があり、運転手からも酒の臭いがしたため、110番通報したという。
警察がアルコール検査を実施し、呼気1リットルあたり0.41ミリグラムのアルコールが検出された。0.15以上で「酒気帯び運転」で、0.41は泥酔や酩酊の状態とされる。運転手は任意同行され、警察から厳重注意処分を受けたという。️
郵便配達員、業務中にコンビニで飲酒、泥酔状態 点呼なし、公表せず:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/AST473QV4T47UTIL01DM.html
日本郵便近畿支社管内の多くの郵便局で運転手への法定の点呼が適切に行われていなかった問題で、同社が全国調査を実施し、対象の郵便局など約3200事業所のうち、7割にあたる2千超で点呼の執行が不適切だったことが関係者への取材でわかった。不適切事例は全国で確認された。同社は23日にも国土交通省に調査結果を報告し、公表する。️
郵便局の不適切点呼、全国の7割で 日本郵便、調査結果を今日公表へ:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/AST4Q3HGVT4QUTIL01YM.html