「人気パビリオン」ってあるんですか??
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2025年大阪・関西万博開幕まで3カ月となる13日、パビリオンの入場予約の抽選受け付けが本格的に始まった。当選すれば人気パビリオンでも確実に入場できる。日本国際博覧会協会はこうしたメリットを周知し、売り上げ低迷が続く入場券の販売促進を目指す。ただ、「万博の華」と呼ばれる自前建設の海外パビリオンのうち、同日時点で予約できるのは約2割にとどまった。
パビリオンの抽選予約開始 入場券の販売後押しなるか―大阪・関西万博まで3カ月:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025011300006&g=pol#goog_rewarded
機運の醸成は奏功していない。三菱総合研究所が昨秋、インターネットで実施した万博の来場意向調査では、「行きたい」と答えた人が昨春の前回調査から3ポイント減って24%。地域別では京阪神圏が36・3%と最も高かったが、前回からは7・2ポイント減と深刻だ。
背景には、前売り券の購入手続きの煩雑さに加え、展示内容の「中身」が見えないことがある。
万博協会は展示内容のPRは各国任せの立場だが、1月13日からパビリオンの来場予約が本格化。吉村知事は各国に展示内容を出し惜しみせず、積極的にPRするよう呼び掛けている。予約制を取るか否かも各国の判断に委ねられており、現状は10カ国の採用にとどまっている。
関西万博入場券、売れ行き目標の半分 開幕3カ月前も「口コミ」頼み | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250112/k00/00m/040/187000c
万博協会の石毛博行事務総長は24年12月の記者会見で、改めて一部の国が未完成のまま開幕を迎える可能性を示唆。ある協会幹部は10カ国近くが間に合わない可能性に触れ「来場者の安全が第一。開幕後に許容できるのは建物内の工事だけだ」とくぎを刺す。
新たな問題も浮かぶ。タイプAから協会が建設を代行する簡易型への移行を表明していたイランは、12月に国内事情による撤退が明らかになった。簡易型は建設後に参加国から費用を回収する仕組みだが、協会幹部によると、イランは完成した建物の引き渡しが済んでいなかったため建設費を回収できず、違約金も取れない見込みという。別の用途に改修するための費用も必要で、日本側の負担がかさむことになる。
開幕まで3カ月の大阪・関西万博 パビリオン「完成」はわずか3カ国 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250112/k00/00m/040/185000c