何十年失われ続けても新自由主義を絶対に続けるべきだと思う人が日本の多数派なのが不思議でしょうがない。民主主義のシステムとしては、失敗した政策を政権与党が続けるのなら、選挙での政権交代で方針変更して試行錯誤する事になっている。
トランプ合州国から現代の民主主義が崩壊してゆきそうな今、こんな嘆きは無意味か。這い上がりようのない派遣労働だらけの新自由主義でも社会の失敗が足りないのなら、トランプやプーチンの様な独裁者による王侯貴族のような政治が始まって、平穏な生活は失われる。世間の多数派には派遣という名の奴隷待遇で過ごすどころか、更に苛烈な重荷が待っている。