昔の日本の SFでは人間のチカラでは対処できない事態の説明として、警察や軍隊が出動しても歯が立たない様子の描写が定番だった。ゴジラとかウルトラマンとか。ヤマトですらそうだった。
今の日本のフィクションでは政府が結構なんとかしてしまう。特に謎の組織・公安が大活躍する。
これは、最終的に敗北を認める事すら困難で、無駄に大量の人間を見殺しにした大日本帝国の記憶が遠くなって、漠然と「美しい日本」のイメージで生きている若者が作品を作るようになったから、かも
@pbpaste
なんだか恐ろしい…
@Panda いわゆるオタクが存在する世代の日本の人は体制順応型の人が多い気がします。日本がずっと伸び続ける国だったらそれでも良かったかもしれませんが、順応型の人まで含めてこれから先は厳しいと考える人が多くなったと思います。
それでオタクの中からもそういう気質を反省して政治的な事を言う人が増えてきました。香山リカさんとかケラリーノさんとか。
不安はもはや世界的で、戦争を含む何かのカタストロフは避けられないかもしれませんが、乗り越えるためにできる事はしておきたいと思ってます。自分の子供はいませんが、頼もしい若者は見つけられるので、そういう人を見つけて追いかけるなりサポートするのが旧世代の役回りだと思います。
@Panda ケラリーノさんは恐らくまだ十代のうちにナゴムという名前のレーベルで多数のインディバンドを発掘してレコード会社の外でブレイクさせました。その発掘の才能にオタクを感じます。
香山リカさんは若気の至りでリカちゃん人形の名前をペンネームにした事からしてオタクっぽく思ってます。
こうやって書き出してみると、この二人をオタクと呼ぶのは強引だったかもですね。この辺りの人には1980年代のバブルで体制的な若者の印象があって、それ以前の政治にこだわる世代を嘲笑していた印象があります。
@pbpaste
へええ。
そう、たしかに自分を香山リカって呼ぶのミーハー(死語)ですね、もう慣れすぎてて気が付かなかった