60年代70年代ぐらいの日本映画を見ていると「大陸ゴロ」という言葉が時々出てくる(やくざ映画などに多い)。戦中に中国大陸で軍需物資や麻薬の取引などの利権に群がり私腹を肥やした政商のような人々をさす。(wikiなどでは大陸浪人と書かれている、こっちのほうが品がいい表現なのかな?)「大陸ゴロ」の「ゴロ」はおそらく「ごろつき」(あちこちをうろつくならず者)の意味だろう。
これでいけば、立花孝志は「選挙ゴロ」である。立花が選挙に絡みはじめた当初から彼を「選挙ゴロ」と呼称していた人はよく見抜いていた。立花孝志は前回の都知事選でのポスター掲示板JACK・スペース販売で問題を起こしたときに「選挙はビジネスだ」(=利益を得る行為)だとうそぶいていた。正真正銘の選挙ゴロである。
今回立花孝志は斉藤候補の当選を事実上支援したわけだが、今回の行為はどのような利益に結びついているのだろうか?①すでに利益を得ている。②これから利益を得る。①も②もいろいろ想像できるが、特に②の場合は悲惨な未来である。