TRAIN TV、今週のチョコプラはダンボール箱で制限時間内に犬小屋を作ることに挑戦している。
言うまでもないことだが、この場合の犬とは資本主義にしっぽを振るわれわれを象徴している。そして、犬小屋とはコマーシャリズムによりいつかは持たなければならないと脅迫されるマイホームであり、チョコプラに科せられた制限時間はわれわれに残された寿命を表している。
犬小屋チャレンジをはじめて、制限時間が経過したのち、チョコプラの2人は結局固定できなかった屋根を手で支えていた。これはつまり、残された人生を賭してマイホームを手に入れたとしてもそれは張りぼてだということを表現している。この短時間の内に資本主義やコマーシャリズムを批判し、そしてそんなものに喜んでしっぽを振るわれわれの人生の儚さまで表現してしまう芸当、さすがチョコプラである。