山形県や秋田県は大変な状況にあると思うのだが、こちらの方ではほとんど報道されない。テレビは五輪一色だ。
災害報道の「量」はその後の復旧に大きく影響するのではないかと思う。災害の影響を直接受けていない地域では、その災害が報じられなければ、そもそもその災害の存在自体を知ることができない。当然、義捐金やボランティア(に頼りきることの是非はここでは措いておく)も集まりにくくなるし、行政の対応に対する「目」も集まらなくなるからだ。
報道機関、特にNHKは一応「公共放送」ということになっているのだから、看板通り「公共放送」であるべく努力する義務があるはずなのに。