私の世代のドイツ人はまだ徴兵制度があったので、「連日穴をほったり埋めたりさせられた」とか冗談のようなしかしそれが軍隊なのだろうなあ、という話も聞いた。軍ではなく公共奉仕を選択することもできて、老人ホームで奉仕、とかの人も多かった。
東ドイツで育った人はガチで国境警備をやらされたりしていて、彼の場合は国境警備の詰所で休憩中に、ラジオから流れるベルリンの壁の崩壊のニュースをきき、18歳の仲間たちといっせいに上官をみて「警備はどうしましょう」、と伺いをたてたが、上官はしばし逡巡した後に「任務続行」と述べたそうである。
日本はどうなるんだろね。