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HyoYoshikawa

よく見つけたなこれ。NTT都市開発の担当者。曖昧にしなかった英断が将来起きたかもしれない惨事を食い止めた可能性。

ずさんな品質管理が生んだ大成建設の施工不良、柱の傾きは最大2.1cmの基準超過 xtech.nikkei.com/atcl/nxt/colu

NTT都市開発の担当者が23年1月5日に現場を巡回したことが、発覚のきっかけとなった。担当者は、鉄骨柱の接合部のボルト穴がずれているのを発見した。現場では、用意していた仮ボルトが穴を通らなかったため、直径の小さいボルトで仮留めしていたのだ。この鉄骨の穴のずれに違和感を覚えたNTT都市開発の担当者が、大成建設の現場事務所に指摘。同社札幌支店の品質管理部門が乗り出し、鉄骨の全数調査を実施することになった。

 全数調査の実施に先立って大成建設の現場事務所は23年1月11日、改ざんされた計測値をまとめた資料を工事監理者の久米設計に提出し、「問題ない」と伝えていた。しかし、大成建設札幌支店が鉄骨の全数調査を実施したことで、実測値と資料の計測値に食い違いがあることが明らかになった。