自身のキャラクターや言説の悪影響加減から大衆の目に触れてしまうマスメディアに登場させるべきではない人って確実に居て、三浦瑠麗君や古市憲寿君などはその典型例だと思う。
ただ、前者は言説を見る限りにおいても論理的な中立性を欠き悪意を持って世論を誘導せんとしている点で悪質な輩だけど、後者は世論誘導目的と言うよりはむしろ、社会評論をする上で最低限必要な協調性や共感力を欠いているという印象で、悪質な輩というより「ちょっと可哀想なひと」なのかもしれない。
だからといって、マスメディアに出るべき人ではないとは思うし、起用する方に善悪の責任がある。
こう言っていいのかどうかはわからないけど、あのひとサイコパスだと思う
古市憲寿君が研究者として如何ほどのものかは知らないけど、研究者であれば学会なり論文なりで勝負させてあげてほしい。社会的に不適切で是認できない言説であっても、アカデミズムの中だけで消化できれば(批判されて叩き潰されていれば)、人の目に触れることがないが、マスメディアに出してしまえば、その不適切な言説はどうしても大衆の目に触れてしまうことになり、さまざまな感情や言動を喚起してしまう。
もちろん、サイコパスだったとしてもその事実をもって活躍の場を奪われるべきではないと考えはするけど、大衆に小さくない影響を与えかねないマスメディア側が彼を起用することにいかな正当性があるかについては、常に批評の目に晒される必要がある。
「彼の発言はエッジが利いていて番組として面白いから」という軽薄な理由で起用しているのであれば、その媒体は激烈に批判されても仕方ないし、また批判されなければならないと思う。