"そもそも、明治神宮は、明治天皇と妻の昭憲皇太后を祀る社殿がある「内苑」、国立競技場などの施設がある「外苑」から構成されている。外苑は、明治天皇と昭憲皇太后の遺徳をしのぶため、国民からの寄付、献木、勤労奉仕という民間の力で整備されたという歴史がある。そういう歴史のある樹々を再開発というビジネス優先のために「切ってしまう」?
私が不思議なのは保守派と呼ばれる読売や産経がこの件について静かなことだ。新聞のキャラでは「原発」で見解が分かれるのは予想できたが「神宮外苑再開発」問題では意外に思える。保守は歴史と伝統を大切にするイメージがあるからだ。
小池都知事が保守派ではないことは以前から薄々感じていたが(目先の利益優先派に思える)、保守を自認する新聞が神宮外苑再開発問題におとなしいのは不思議です。"