今の世界の中で国として在り続けるためには、わたしたちも引き続き防衛力を持ち続けなければならないでしょう。
それでも、戦争に備えたり準備をしようとするあまり、かえって戦争そのものをおびき寄せてしまうことのないように注意しておきたいものです。
今の政府与党のやっていることは、日本の軍事費を今の倍以上にしようとしたり、他の国の軍事費の面倒もみると言い出すなど、戦争に対して備えるというのを通り越して、戦争をする準備をするところまで行ってしまっていると言うしかありません。
しかしそれは、私たちの国をかえって大きな危険にもさらす行為です。本当にそうするのがよいのかどうかは、必ず私たち国民有権者が選択すべきことがらです。今年2023年には衆議院の総選挙があるとも言われています。
わたしたちはより堅実で節制のきいた防衛充実策によってこそ、国の安全を確保し、地域の安定を回復し、世界の調和に貢献できるでしょう。