リンク先の記事、スパム広告に注意ですが、親プーチンで有名なバレエダンサー、セルゲイ・ポルーニンがロシアを出国するそう。
クリミアのセバストポリの劇場の監督兼バレエ学校の校長代理というポストを任されていたのだけれど、8月にまたまた有名なボリショイダンサーのマリヤ・アレクサンドロワが校長に就任、そして12/9に自分の出身地、ウクライナのヘルソンの住民に同情的な投稿をした直後にロシア政府が別の人物が監督になったと発表。
どんな心境なのかは本人のみ知る所だけれど、ウクライナ人がここまで抵抗するとは思っておらず、ロシアに素直に再併合されるとでも思っていたんだろうか。
ロシアを出ても両肩と胸に彫られたプーチンはどこまでもついてくるしねえ。
The famous pro-Putin ballet star Sergei Polunin announced that he was leaving Russia - sotoreil
https://sotoreil.store/2/the-famous-pro-putin-ballet-star-sergei-polunin-announced-that-he-was-leaving-russia/
この件をインスタで投稿したアカウントが、「プーチン支持を表明してから彼は以前のようには西側で活躍できていない」と書いたら、熱烈なポルーニンファンが「そんな事ない、イタリアでもどこそこでもあれこれ踊っている、映画にもでている」と熱弁していておかしかった。
少なくとも西側の芸術界では彼をまともに取り扱う人は激減しているから、踊っても批評記事が出てこない。一部のファン頼みなのだろう。
@MikaR プーチンを批判したバレエダンサーが窓から転落したり、ロシアにおけるバレエの社会的地位の高さが目立ちますね。ソ連崩壊後、有名ダンサーは一斉に西側に出てしまった頃には、このままロシアバレエは消滅するかとも言われてたの思うのですが。
@Narako 窓から転落、のシクリャーロフは、慢性の腰痛で悩んでいたんですよね。美しいダンサーでした。
ロシアにおけるバレエダンサーの地位は、良くポップスターにたとえられますけれど、一時期の混乱後はプーチンが政治利用のために積極的にテコ入れしていると思います。ソチ五輪でも前面に出してましたし。