トイレを男女別にしないと性被害が起きる、みたいなのは、正直に書いてしまうけど、防犯についてあまり実は知らなかったり、根本的な整備をすることよりも安心「感」を重視してしまっているのではないか? (安全でも、安心ですらなく……)と感じるし、不誠実な声だと、自分は思っています。
防犯においてどのような環境を整えることが必要なのかという包括的な視点の欠如、またとりわけ小児においては顕著ですが被害に遭うのは女児のみではなく、すべての子を守れる環境をつくるべきであるという大前提の上に立っていない時点で、検討の座席に一緒に着くことが難しい。困るよね。。
男児の安全性への配慮が全く欠如していることと、シングルファザーの存在は無いことが前提とされているような語り口に共通しているものが何なのか、思い浮かぶものはあるけど、そういう感覚を抱いていること自体は否定するものでは別にないとも思ってはいます。
ただ、子どもの安全の話をしている時にそういう感覚を優先させてしまうようなのは、子らの安全性向上に対しての弊害でしかないので、御免被りたい。
仕組みとして「安全」を構築していくことよりも安心感を優先してしまうというの、日本全体でやられがちすぎるスタイルなので、なるべくいちいち嫌がっていきたい。
原発事故後に「ただちに影響はない」及び「風評被害」という言葉で押し込められた諸々や、検査も治療へのアクセスも換気設備も全く足りてない中で「マスク外して問題ありません」という言葉で「大丈夫なんだな」と思わされてしまうこととか。
そういう欺瞞は、まず垂れ流す方が悪いというのはそうなんだけど、だからって、無思考で乗っかって加担すること・したことって無罪放免にはならないというか。
少なくとも、大人がそれというのは無責任と思う。