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人のアクティブユーザー

万博、座る場所もゴミ箱もない最近の日本の都市と同じ過ちを犯しているようである。リングの下でずぶ濡れで凍えながら茫然と座り込む人々や、任意の場所がゴミの置き場所と化してゴミの山になっているいる写真を見た。自己責任が異様に重い社会の姿を正しく反映している。これが「オモテナシ」の成れの果て、というか、仲間(「関係者」なる存在)には死ぬほどオモテナシであるが、他人は倒れていても素通りする今の日本の真骨頂であろう。その日本の姿を全世界にお披露目、である。

kmiura

万博のテーマは「防災」にしたらよかったのになー、と思う。気候変動で自然災害は次元の違う規模になってゆくだろう。世界各国がどのような工夫を凝らしているのか、例えば激減する淡水の確保、気候変動と農業、畜産、樹冠率の増大によるマイクロクライメート確保、増大する山火事防止あるいはその技術を駆使した消火法とか上昇する水位への対策、頻繁に起きるようになる土石流への対策、甚大化するハリケーンや台風への対応、気温上昇に対応する住居とか、世界中の人が関心を持っているのはそっちじゃないのか。維新にはムリ、というのはそうであるが、やるならまともな知識人が全力でかかるほうが人類のためである。などと、並んだプロデューサーがいかにもちぐはぐな存在感しかないのを眺めながら思った。お前らじゃないだろ、である。そもそも全員日本人なのもアタオカである。

ゴミをどうするか、ということも、個人で処理するのは大変だから社会で一括して集めましょう、というのが基本的な社会のあり方であるのは大前提であるが(公共のゴミ箱の不在はその大前提がぶっ壊れたからである)、例えば分別して捨てなくてもコンピュータヴィジョンと深層学習とロボット化と表面化学や微生物化学の総動員でなんでも一緒くたに公共のゴミ箱に捨ててあとで分離、再生率を極限まで高める、みたいな技術を実験的に披瀝することはできたのではないか。少なくとも昭和の夢「空飛ぶクルマ」すなわちエアカーよりもそれが2025年にとってのまともな未来に思える。下水の幹線が腐食でぶっ壊れたのと、このゴミを社会から排除し無かったことにする社会は、形だけ立派にして2億円でデザインしたトイレが1日で詰まって使えなくなることも含めて、共通しているのである。