おー。スカイプがなくなると。
予約の変更やらなにやら、海外に電話をかける必要が結構あるのでスカイプそのためにスカイプクレジットを課金してやっていたが、これからどうしたらよいのだ。あと、ドイツの電話番号の転送もスカイプ番号を使ってやっていたが、これも別のサービスを探す必要があるということか。
おすすめがありましたら、ご紹介を。
というわけで少々衝撃をうけていたので調べたら、要するにSkypeという名前が消えてMicrosoft Team Freeという名前になる、ということらしい。スカイプクレジットやらログやら電話番号やらも移行、とのことで、中身は一緒なんだろな。
SkypeがMSに買収されたのは10年ぐらいまえだったかと思うが、既定路線だったのかもな。まあ、いまやSkypeというブランディングにはかつてほどの力はない。「スカイプでかけている」というと、「え?なんでそんな時代遅れな」という冗談が出るぐらいではあったからなあ。
ついでに眺めたらズームが高額なサブスクで似たようなサービスを提供しているのに気がついたが、月額18ドルは高いわー。あとzadarmaという結構老舗のスカイプオルタナティブがあるものの、通話料が結構高い。ドイツはそこそこだが、中国にかけると一分50セント。昨年中国東方航空上海支店にスカイプ電話で長時間電話したが、あんなのムリである。
ここに移行の詳細が書いてある。あとでやってみよう。今使っているスカイプナンバーはどうなるのかよくわからんが。
https://support.microsoft.com/ja-jp/skype/skype-%E3%81%AF-2025-%E5%B9%B4-5-%E6%9C%88%E3%81%AB%E5%BB%83%E6%AD%A2%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B-%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%93%E3%81%A8-2a7d2501-427f-485e-8be0-2068a9f90472
その後いろいろ見てみたが、MS teams freeは決してSkypeの移行先とはいえない模様で(というのもMSは旧来の電話に未来はないと決断したと読める)、4月からMS teamsに電話用ダイヤルパッドを付けると述べてはいるが、本気でそのサービスを継続するつもりはなさそうである。 なおかつ私が使っていたSkype電話番号は5月で使用不可になるとのこと。代替も用意されていない。
やはり別のサービスを探さなくてはいけない。MS teamsへの移行もやってみたが、もともとあるMS oneのアカウントに統合できず、別のMSアカウントになる。しかも複数アカウントとして気軽に使うこともできない。切り替えが非常にややこしく、アプリでの切り替えもwebでの切り替えが要求される、さらにwebではcookieを削除しないと切り替えられない。 MS Oneはfamily safety に私は紐づけていて子供のPCの使用時間を管理しているし、MSofficeもオンラインで使うのでこれでは事実上使えない。
英語圏ではもはや炎上。20年の歴史があるSkypeを数ヶ月で放棄するという暴挙で、久しぶりにマイクロソフトへの呪詛が渦巻いている。
でまあ日経とかこんな気の抜けた報道をしているが、実際飛行機の予約の変更は電話が一番速いし、それだけではなく海外の出先から子供の学校やら日本の会社やら大学やらに電話かけるとか、チャットボットが用意されていない場所がマジョリティなのである。これらの用事、PCから電話かけられるというのがどれだけ便利であることか、とか報道はそこまで突っ込むべきじゃないの。
あ。日本の新聞社、社用のスマホとか使っているだろうから、この辺りの事情は理解不能かもな。
https://bsky.app/profile/nikkei.com/post/3ljbpvsghpw2c
とまあ文句を言いながらzadarmaにアカウント作ってセットアップ。デスクトップからも電話できるし、スマホのアプリもしっかりしている。ただ、設定がかなり複雑でオタクだわ。複雑なのは多機能だからで、インテグレーションが多彩。あとはスカイプ番号の移行と受信の設定である。以降はメールでやるのでまたあとにしよう。
「窓の杜」が記事にしているが、批判的視点がないわなー。 Microsoft Oneとスカイプのアカウントが別の人の場合のカオスが書かれていない。
Zadarmaの設定の続き。スカイプ電話番号はヴァーチャルな電話番号である。私の住んでいる場所の市外局番でひとつ作って何年も使っていた。実際にはスカイプに転送されるので、どこにいてもネットが繋がっていれば受信できる、という仕掛けである。ドイツのケータイは日本にいるときにはこのスカイプ番号に転送するようにしていて、するとドイツ国内からケータイにかかってきた電話はスカイプで受けることになる。キモは転送先がドイツ国内の固定電話扱いになるので、日本の番号に転送するのと違いほぼタダ、という素晴らしさがある。日本に転送すると国際電話の正規料金がかかる。
なので同じことをzadarma でもしたいのだがまずは第一歩ということでスカイプ番号をzadarmaに移管する手続き。これはZadarmaが手続きを代行するとのことなので、身元確認で事業者番号だの最近の光熱費だのパスポート番号だのを提出した。zadarmaはブルガリアの会社であるが結構な老舗で今のところとてもプロフェッショナルな対応ぶりである。
その後、Zadarmaでデスクトップから試験的に何度か固定電話に電話をかけているが(本日未明にドイツのルフトハンザ電話窓口に30分電話した。しらべてみたら、かかった電話代はなんと0ユーロ。無料である。キャンペーンかなにかか、あるいはドイツの住所とケータイ番号で登録しているからだろうか。今度日本の番号に電話してみよう)、音声のクオリティもよく問題なーし。スマホからもアプリでバリバリかけられる。この点ではもうスカイプから移行ですな。
スカイプ電話番号の引っ越しに関しては手続きの申請書を送った先が間違っていて、昨日から改めて仕切り直しらしい。「もしかして送り先を間違えているのでは」と、担当者から連絡があったので、良心的である。
Zadarmaから先日、電話番号の引っ越し(ポートという)の日付が決まった、との連絡が来た。スカイプ番号の更新日の三日前に設定されている。
で、小さな疑問を思い出した。その3日間の間に、Zadarma移行を確認の上、スカイプ番号の契約更新停止を私が行うっつーことなのか、あるいはZadarmaが契約停止もやってくれるのかよくわからん。聞いてみよう。
電話番号引越し完了の連絡がZadarmaの担当から来たので試した。
スカイプからドイツのケータイに電話。ドイツのテレコムのケータイは目下、ドイツの住居の市外局番で始まる固定電話番号(引っ越したバーチャル番号)に転送されるようになっている。これまではこうすると固定番号に紐づけられていたスカイプが鳴ったわけであるが、今回は見事、Zadarma のiPhoneアプリ、AndroidのアプリデスクトップのChrome拡張が同時に鳴った。すげー。うまく行った。
何が良いかというと、ドイツの国内から私のドイツのケータイにかかった電話を1分2セントで日本で受けることができる、という仕組みが良いのである。むろん、ドイツの固定番号にかかった電話も同様である。実際にはあまり使わないが、請求書やら書簡やらにドイツの固定電話番号をつけておいた方が何かと良いのである。最近はなんでもほぼメールではあるが。
あとはスカイプ番号の解約であるが自動的に契約解除になっている様子。まあでも次の請求が来るかどうか、明後日確認してこの件終了である。
あ。よく考えたらこの「日本への転送」は無料ののはずである。「ネットへの転送」なので。あとで請求書をチェックしよう。
ちなみにデスクトップから子の学校に電話したら(よく使う)日本への電話ということで2セントである。ドイツからかけても日本からかけても1分2セント。日本のケータイへの通話は5セント。日本のSIMは格安simなので通話するとこれよりかなり高額になる。
日本の小中学校ってメールで連絡できないんだよね。いまだに電話がメイン。高校はうちの子はメールで受け付けてくれるが一般的なのかどうかはわからん。
@kmiura まったく同じです。残念ながら解決策は存じません…わりと近い将来来るのだろうとは覚悟していましたが…
@blue microsoft teams への移行を試してみて、結果お知らせします。
@kmiura ぜひお願いします!