真っ赤に染まった米国を目の当たりにして。
まあ結局のところ我々には見えていないんだろうな。アメリカが。(日本のことなら見えているのかと言われそうだが)
自分たちに見えているアメリカはNYであり西海岸であり、シリコンバレーであり、大金を寄付し弱者のために活動するセレブ達であり、NYのエリートビジネスマンであり。ハリスを支持する意識高い系の男女は見えていても、正義の名だけでは生きていけない、狂乱の物価の中で明日の生活を憂うる中西部の大量の人たちの姿は見えていないのだろう。今の米国ではホームレスの数も記録的に高くなっていると聞く。
自分たちの暮らしが救われない中で、他の人達や他の民族を救うことはできない。正義よりもまず自分たちが生きること。日々の暮らし。それを情けないと責めるだけでは何も始まらないだろう。