#見た夢 魔法の世界では、資格者たちが年に一度、世界のあり方を規定する。生まれてくる魂の性質に追加をする、こんな魔法を増やす、世界のルールを変えるなど。
そのあり方は星座の形で空に上げられ、会議によって最後の一つになるまで選別されていく。最後に残った星座が、次の世界のあり方になる。
初参加の私は、朝食持参ではあるが調理はできないのを忘れ、冷凍したままのタッパーを持ってきてしまったので、無断でキッチンの電子レンジを使い、野菜とベーコンのスープを解凍し、キッチンにあったとろけるチーズを拝借して乗せていた。
遅くなってようやく席に戻ると、おえらいさんの懸念によって私は会議中手錠をかけられることになった。マイノリティは世界を転覆させるようなあり方を提案しがちなので、この会議中はしばしばこのような目に遭う。
私は、人と魔法使いが仲良く暮らす世界のあり方を今回ここに持ってきていた。目をかけた弟子と、その従者が望んだ世界。その世界が実現した後、そこに自分がいなくていいと思っていた。
その従者はといえばひつじ座を空に上げていた。その星座がどのような世界のあり方なのかはわからないが、彼らしいと思った。
(突然のまほやくのあの3人要素)
ていうか今思うとメギドの議会みたいなやつだねこれ