面白い仕事を与えてるのでお前の給料は人間以下です。はよく言われる
ミッキーマウスのストライキ
アメリカアニメ労働運動100年史より
ウォルトディズニーは1938年8月ヴェニス映画祭でムッソリーニを表敬訪問したって書いてある…
おっさんが酔っ払って喋ってる内容みたいな本なので歴史的事実に基づいてるのかは後で調べ直さないとかな…
ハリウッドユニオンとマフィアとか興味深いところをガンガン入れてくる!さすがおっさん
高畑勲と宮崎駿がズイヨー時代に少数精鋭で安く高クオリティのテレビシリーズ(ハイジとか)作ってしまったのはのちのテレビアニメ業界を苦しめる結果になったのでは?と訳者の人が書いてて。それは俺も思う
ミッキーマウスのストライキ
移民の国のストライキ
アメリカの産業界が大恐慌に沈んだ1929年から1941年にかけての時期はアニメ業界に最初のユニオンが生まれた時代でもあり、業界内で大規模なストライキが起きた最初が、ヨーロッパ移民が押し寄せていた港町ニューヨークだったのも驚くにはあたらない。この街は急進的な考え方がどんどん生まれる土地だったからだ。ストライキ第一号の参加者は皆、移民の二世だった。皮肉なことにこの人たちの怒りが向けられたのも移民系、それも自分たちを良心的な雇用主と自負している人たちだった。
ディズニーがスタジオのストライキ
はアカの共産主義者の陰謀!って言っててやばかった
アートバビット、グーフィの生みの親、ファンタジアのマッシュルーム、ぜペットじいさんの作画アニメーターはユニオン側の人でウォルトと対立したため冷遇され歴史から消された…
白雪姫はユニオン結成前で、最後無給で作ってヒットしたのにボーナス払われず
ダンボはピケ線超えた人で作ってて
ピノキオもスト中の作品で
三人の騎士はウォルトがブチ切れすぎて交渉できないので南米に飛ばして作ってたとか書いててもうディズニーの見方変わってしまった
この本もともと高畑勲の労働運動について書いてあるのかも〜っとおおって借りたけどほぼ書いてなかった
ナイン・オールド・メンがウォルト側についた人たちだったのでナイン・オールド・メンとして讃えられたって初めて知りました…
ウォルト?(中心だったか忘れた)がユニオンのオルガナイザーだった人を共産主義者だって嘘ついて告発してて、ちょっと一線超えちゃってるだろ…
おもしろすぎた。アニメーターサバイバルキットよりこっち読んだほうがええ笑ユニオンよりのアニメ労働史ってこの本くらいしかないのでは…???