西田昌司、立花孝志になる
-----
神道政治連盟県本部と県神社庁、日本会議県本部でつくる実行委員会は憲法記念日の3日、那覇市内でシンポジウムを開いた。自民党の西田昌司参院議員が講演し、戦後の教育は間違っており「でたらめだ」と主張。「何十年か前にひめゆりの塔を訪れ説明を読んだが、日本軍が入ってきてひめゆり(学徒)隊が死んだ。そして米国が入ってきて沖縄が解放されたとの文脈で書かれていた」と話した。
その上で、旧日本軍を念頭に「亡くなった方は救われない。歴史を書き換えられるとこういうことになってしまう」と発言した。
また、「沖縄の地上戦の解釈はかなりむちゃくちゃな教育になっている」とも言及。「自分たちが納得できる歴史をつくらないといけない」と訴えた。【1/2】
ひめゆりの塔の展示は「ひどい。歴史の書き換えだ」自民・西田参院議員が発言 憤る平和祈念資料館長「沖縄戦体験者の思いを踏みにじる」 | 沖縄タイムス+プラス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1577049
【2/2】自民党の西田昌司参院議員が過去に訪れたひめゆりの塔の展示を「歴史の書き換えだ」などと発言したことに、ひめゆり平和祈念資料館の普天間朝佳館長は「沖縄戦体験者の思いを踏みにじる発言だ」と憤った。
普天間さんによると、塔や資料館には西田議員が発言したような記述はないという。普天間さんは「資料館の展示は体験者の話がベース。沖縄戦を体験した県民や、ひめゆり学徒隊の過酷な体験を否定する発言だ」と語気を強めた。
戦後80年が近づき、沖縄戦体験者は減り、風化も叫ばれる。普天間さんは「私たちにとっては踏ん張りどころ。戦争は絶対に起こしてはならない。体験者から渡されたバトンをしっかりと次の世代につないでいきたい」と強調した。
自民党の西田昌司参院議員が那覇市内で開かれた「憲法シンポジウム」(主催・県神社庁など、共催・自民党県連)で、糸満市のひめゆりの塔の説明に「歴史の書き換えだ」などと発言したことについて、沖縄戦研究者からは「改憲世論をつくっていくための恣意的で乱暴な歴史の見方であり、発言だ」と批判が上がっている。️
西田氏のひめゆり発言、研究者ら批判 「証言や資料を無視」「歴史修正主義者だ」 - 琉球新報デジタル
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-4209432.html
自民党の西田昌司参院議員が3日に那覇市内で開かれたシンポジウムで、糸満市のひめゆりの塔の説明書きについて「歴史の書き換え」などと発言した問題を巡り、県議会で抗議決議を提出する動きがある。5日、複数の県政与党関係者への取材で分かった。
西田氏の発言を巡っては、中立会派内にも発言撤回を求める声が上がるなど反発があり、文案によっては、超党派で一致して可決される可能性がある。野党の自民県議からも批判が上がっており、党県連の動向も注目される。与党各会派は6日にも協議を開始する。
与党第1会派・てぃーだ平和ネットの山内末子会派長は「地獄をみた沖縄戦の歴史、記憶を否定する発言は断じて許せない。戦没者を冒涜〔ぼうとく〕し、遺族や県民を愚弄〔ぐろう〕している」と批判した。その上で「自民県連は個人の責任にせず、発言を撤回させるべきだ」と求めた。
自民・西田氏の「ひめゆり歴史書き換え」発言、県議会が抗議へ 自民県連の動向注目 沖縄 - 琉球新報デジタル
https://ryukyushimpo.jp/newspaper/entry-4209396.html