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「事の発端は3年前。中小企業の経営者ら3人が警視庁公安部に逮捕された。
軍事転用可能な機械を中国に不正に輸出したという容疑だった。

容疑を否認した3人を待っていたのは、1年近い長期勾留。
1人は無実を訴えたまま、勾留中に見つかった病で亡くなった。

事件の摘発は、国の経済安全保障の取り組みとして警察内部で高く評価されていた。
しかし、事態は思わぬ展開を見せた。逮捕から一年半後、検察が起訴を取り消した。

事件は「冤罪」だったのだ。

大川原化工機・社長/大川原正明さん
「謝りもしない。申し訳ないとか、そういう話も何もない。
相嶋さんの無念さというか。どうしてくれるんだというか」」


警察関係者の証言(取材メモより)
「不正輸出を専門とする第五係は、近年目立った成果が上げられていない。
第五係幹部は『このままでは人員を減らされ縮小させられる』、
『経産省に殺菌概念がないと言わせるな。経産省がそれを言ったら事件は終わり』と言っていた。
無理筋だと思うところもあったが、組織内の筋を通して
『これをやれ』と言われれば従わざるを得ない」

「ガサ(強制捜査)で徹底して調べたが、軍事転用など問題となる事実は無かった。
国のため、大義があるという思い込みが、手段を選ばない捜査に傾く一因となる。

無理筋でもガサまでやるというのは、これまでもあった。
ここまでは仕方ないという思いもあったが、
何も出なければ“目が覚めるだろう”と思っていた」

しかし、捜査は止まらなかった。

「第五係幹部らは『お前の“できません”のひと言でダメにできる案件じゃないんだよ。
警視総監までいっている話なんだから』と発言していた。
上層部にはマイナスの報告を上げていないのではないか。
こうやって自分で自分の首を絞めていったのだ」

『冤罪の深層』続編はETVで
明日23(土) 夜11時〜

再放送は 12/28(木)0時 (つまり27(水)深夜)